最近、ビジネスの勉強をはじめました。
受講生のグループコンサルに参加して、ふと気づいたことがあります。
心から納得できる、仕事、夫婦関係、生き方、やりがいなどを手に入れるには、多少時間がかかるのは、当然なのでは?と。
グループコンサルでは、それぞれの自分の内側の想いやイメージを話します。
先生は、話をすべて聞いてくれる。
「そんなのうまくいかない」「それは難しい」なんて言わない。
また、カンタンに答えも言わない。
受講生も、とことん自分の内側にある世界を言葉で表現しようとしている。
そんなやりとりを見て、先生も受講生も「早く、楽に」よりも「納得、しっくり」を大事にしているのだと感じました。
私は、長い間「早く、楽に、カンタンに」幸せになる方法を知りたくて、自己啓発などに夢中になっていた時期がありました。
フリーで仕事を始めても、「早く、楽に、カンタンに」上手くいく方法が知りたかった。
結果、どちらも、しっくりこなかった。
しっくりこないを超えて、苦しささえ感じていました。
まるで、着心地の悪い、しっくりきてない服を、無理に着続けているかのように。
服がしっくりせず、着心地が悪いなら、お直しするか、オーダーメイドで服を手に入れるなどするしかない訳で、それには、多少の時間も、手間も、お金もかかる。
手間ひまはかかるけど、出来上がったものは、「これなんだよね!」「サイコー!」という高揚感や納得感があるのだと思うのです。
仕事や、夫婦関係、人間関係、生き方も同じで、
「もうなんだかこれは違う」という「コレジャナイ感」を身にまとっているなら、腰を据えて、自分の内側をのぞいてみてもいいのではないかな。
とはいえ、「早く、カンタンに、楽に」を求めてしまうのが人のサガなのかもしれない。
だけど、それでは得られないものがある。
自分の内側と向き合い、小さなことを積み重ねた人にしか見られない景色があるのでは、と思った。
いいじゃん、少しくらい時間がかかったって。
「今さら」なんてこともない。
私は、それらを大切にしていきたい。
もう、ファストな生き方は終わりだ。
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