心理学コーチの永山莉子です。
夫に本音が言えません。
夫は多忙で家でのんびりすることがほとんどありません。
夫婦関係や子育ての不安を話しをしても、ダメ出しをされたり、仕事に支障が出ると言われてから、本音が言えなくなってしまいました。
理解し、支え合う夫婦になりたいのに、辛いです。
本音ってなんだろう?私たちは本音を伝えているのか問題
「本音が言えない」
私もずっと長い間そう感じていました。
上手く伝わらないし、話しているうちに何が言いたいのか分からなくなって、伝えることを諦めてしまったり。
実は、「本心」を言っているつもりで、
・怒り、イライラをぶつけていた
・〇〇して、または〇〇しないでと、要求、要望を伝えていた
・言葉で「大丈夫」といいながら、大丈夫なことなんてなかった
相手は、イライラ、要望、押しつけなどを、受け取っている可能性があります。
だから相手は、不機嫌に。イライラを返してくる。
相手のイライラな言動を見て、「全然わかってくれない」と落胆する。
本音とは
本音とは、自分でも気が付かなかった感情だったりします。
話を聴いて欲しいのに聴いてもらえなくて寂しかった。
実は、怒りに満ちていて、許せなさと悲しみを感じている。
本音を相手に伝えることができたとき、満たされたような気持ちになる。
感じ方に多少の差はあれど、心の奥の本音に気が付けたとき、安心感、温かさ、本当の自分に出会えたような嬉しさがあるのではないでしょうか。
本当の自分の気持ちに出会えた嬉しさ。
だから、伝える言葉は、
「話を聴いてもらえないと感じて、寂しかったよ」
「心の底から怒っている、許せないし、悲しいと感じている」
に変わるはずです。
自分の本音は自分しか気づけません。自分の本音に気がつき、伝えることは、自分を幸せにしていること。
相手が思った通りに行動してくれるか、どうかは、あくまでも結果。
本音を話すではなく、本音を聴く。
私たちは、自分の気持ちを言いたい。
言わなくちゃ解決しないぜ!
言ったら行動してくれるだろう。
と期待してしまうもの(笑)
でも、心から繋がる信頼関係に変えたいのならば、まずは言う(話す)ではなくて、「聴く」のが先。
なぜなら、人は心の奥底で相手から理解されたい、自分のことを分かって欲しいと望む生き物で、話を聴くことが相手を理解すること、しいては互いに理解し合うために必要なことだからです。
愛されたければ、まず自分から愛しなさいと同じパターン。
「聴く」で検索すると、傾聴、相手と同じことばを繰り返す、相槌のバリエーションを増やすなどなどが出てきます。「男性心理 聞き上手な女性」なんていうワードも思わずクリックしたくなる。
もっとシンプルに心から繋がる方法があります。それは「心」で聴く。それだけです。
相槌バリエーションを増やさなくても、聞き上手にならなくても大丈夫。
例えば、パートナーが仕事帰りに同僚と居酒屋で飲んできた話をするとします。
話を聴きながら、それをイメージするだけです。お店の話になればどんなお店かイメージし、お料理の話がでればそれをイメージ。仕事で疲れた話なら疲れたパートナーの姿をイメージ。
脳内で今、聴いている話を映像化させる感じです。
どんなお料理だったの?などとイメージを補足したいときはパートナーに聴くのもありです。一緒にその場にいるようなそんな気分になれればOK。
その話聞きたくないわ。って時はイメージしなくてOK。無理はしない。自分の感覚を大事にする。
これを私の心理学レッスンでは、本質愛コミュニケーションと言ってます。
これをすることで、無口なパートナーから思わず本音が聴ける、自分の話も聴いてもらえる、会話がはずむ、なんだか心が温かくなるなど、私自身もクライアントさんも実感していて、夫婦関係がガラリと変わったという嬉しいご感想もいただいています。
まとめ
本音だと思っていたことは、実は本音ではない可能性がある。
本音は話すより聴く
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