自分らしい働き方って何だろう。
自分らしい生き方とはどんな生き方だろう・・・
「自分らしさ」がわからない・・・
そう感じている方は、「自分らしさ」にある誤解をしているかもしれません。
「自分らしさ」の誤解とは?
その誤解とは、「自分らしさは、一言で表現できる」と思っていることです。
実は、自分らしさを一言で表現するのは、とても難しいもの。
なぜなら、「自分」という存在自体が、無数の要素でできていて、その要素は固定されていないからです。
例えば、ある人のプロフィールをイメージしてみてください。
【Aさんのプロフィール】
・東京都世田谷区に在住
・仕事は営業事務で渋谷に通勤
・父親は鈴木〇〇、母親は鈴木
・兄弟は二人
・趣味はヨガと旅行
・休みは、片づけや近所をジョギング
・最近、に悩んでいて
・友人は、△△
などなど・・・挙げていけば、数千個、数万個、それ以上の要素が出てくるかもしれません。
このひとつひとつが、関係性を持って「自分」という存在がつくられています。
また、悩みが増えたり、解決したり、恋人が出来たり、別れたりと、常に何らかの変化があって、固定もされていません。
この無数の「要素」の中で、自分にとって大切なコト、モノ、心地良い状態などが、自分らしさになります。
なので、自分らしさも複数あって、変化するのが自然なこと。
なのに、一言で「これが、自分らしさです」と、言い切るのは、ちょっと無理があるのです。
では、「無数にある」「変化する」状態から、どうしたら自分らしさとなる「大事な事、物、心地よい状態」が分かるでしょうか?
自分らしさを知る方法
自分らしさの素となる、大事な事・物・心地よさは、感覚を使っても知ることができます。
例えば、
・心地よいか、悪いか
・しっくりくるか、こないか
・違和感を感じるか、感じないか
・心がザワザワするか、しないか
・好きか、嫌いか
など心の声をキャッチする。
日常生活では
・この服はしっくりこないな・・
・あの人と一緒にいると心がザワザワする
・この仕事のやり方は違和感を感じる
・言葉にならないけど好き(または嫌い)
といった具合です。
その後、「なんでそう感じたのか?」と自分に質問する。
(このとき答えが出なくてもOK)
小さなことだけど、自分らしさを知る一歩になります。
言葉で表現せずに、感覚で「自分らしさ」を判断してもいいのです。
小さなことから自分らしい人生をつくる
自分の感覚、心の声をキャッチしていくと自分らしさってこれだな!と感じやすくなります。
感覚なので、大事なものは瞬時に感じとれます。
すると、友人関係で心がザワついたとき、どんな選択をすれば心が平穏になるのかが分かる。
また、パートナーとどんな関係性が心地いいのかが分かる。
分かれば、それを選択し、体現していけばいい。それが自分らしい人生をつくることなのだと思います。
心の声がキャッチできる、インナーフォトレッスン準備中です。